初盆の迎え火

お盆の迎え火の時期になってきました。初盆とは 故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことをいいます。「新盆」とか「初盆」といい、特に懇ろに供養いたします。

忌明け前にお盆が来てしまう時には、翌年が初盆(新盆)となります。
例を上げますと、亡くなった日が6月末で、四十九日(神道では50日祭)を終えていない新仏の霊については、翌年が初盆(新盆)となります。


初盆(新盆)の時には、普段のお供物の他に、特に故人の好物・嗜好品などをお供えします。

親族や、特に故人に縁のあった人を招き、僧侶に供養の読経して頂いて招いた方々を精進料理などで供養のために、おもてなしをします。

初盆の場合は親族などから、盆提灯が贈られることがあります。
初盆の盆提灯は、正式には、白い提灯に喪家(亡くなった人の家)の家紋を入れて一対にして飾ります。しかし、この初盆の提灯は1回限りの使用ですから、最近では、毎年使える模様のある提灯を贈ることも多くなっています。


初盆と盆提灯
お盆の盆提灯は精霊(ご先祖さま)の送り迎えだけではなく、ご先祖さま・故人の安らかな成仏を願う祈りと、生前のご恩に感謝の気持ちを込めた真心のこもった先祖供養なのです。

初盆をお迎になる家では、親戚や故人と縁の深かった人から送られた提灯や、お供え物を仏間に飾り故人を偲びます。


 
最近のは、盆棚も仏壇の前に小さめの机を備え白い布を敷きその上に飾られることが多いようです。

《迎え火、送り火について》
★迎え火〜迎え盆の夕方に門口でオガラを焚き仏様をお迎えします。
お盆には精進料理や御馳走などを仏さまにお供え下さい。
★送り火〜送り盆の夕方には門口で、オガラ、(灯籠)を燃やして仏様をお送り致します。

お盆のお供え物などは、河川、海に流したものですが現在では許されません。塩で清め不本意ですがゴミ処理いたします。                                          

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盆棚と迎え火

お盆の迎え火送り火、盆棚(精霊棚)盆提灯など馴染みが薄く、お盆について判らないことも少なくありません。

◆お盆について
そもそも、「お盆」とは略語で正確には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と云われ、サンスクリット語のウラバンナを漢字に音写したものと云われています。

これとは別に、お供え物を盛った器の「お盆」から来ていると云う説も最近では有力です。

元来は沢山の食物をお供えして、冥土(めいど)の祖先の苦しみを救おうとする仏事と日本古来からの祖霊の信仰とが混淆して現在のお盆と云う形式がうまれており、お盆は仏教だけのものではありません。

迎え盆の日は、それぞれの家々が故人を偲んで迎え火を焚きご先祖を迎え慰霊すると云う、日本のゆかしい習慣です。



◆盆棚(精霊棚)
祖霊を迎える盆棚(精霊棚)は、昔は天井から縄で板を吊るして作ったり、小竹などを4本柱に吊るして作られました。

最近では仏壇の前の小机に、季節の仏花や旬の果物、お菓子など故人の好物をお供えする例が多いようです。

祖霊が使う乗り物として、キュウリで作られた馬や、牛の形をしたナスが供えられます。
 
迎え盆である十三日の夕暮れには、ご先祖様が道に迷わないようにお墓や門口で迎え火を焚き、道を明るくしてお迎えします。

また、「盆提灯」や「灯籠」などもご先祖様が我が家に帰るための道標とされており、お盆の期間中はそのまま仏前に飾っておきます。

盆棚(精霊棚)や、お供えものは供養のために、送り盆と共に河川や海などに流されましたが、昨今は環境保全のため禁止されているのは淋しい限りです。                           

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